妊婦さんご自宅でペイントさせていただきました*

胎動を感じるだけで、とても可愛い。
とてもいとおしい。とても尊い。
自分に妊娠経験や出産経験がないのに
よく妊婦さんのお腹に絵が描けるね。
30代の独身男性から言われた言葉です。
確かに、私には妊娠の経験も出産の経験もありません。
けれど、人のお子さんですら、こんなにもいとおしいのです。
命って不思議で、暖かくて、それでいて不安で、儚い。
すべての命が無事に生まれてくるわけではない。そして生まれてきた命が天に還るまでの長さは誰にもわからない。
私に母の経験は無いかもしれないけれど、自分の母に対する想いや、歳の離れた妹弟達のこと、家族のこと、小さい頃からすごくすごく敏感に感じて考えて悩んで大切にしてきた経験があります。
そして、保育士としての期間、子どもたちからたくさん教えてもらったこと、子どもたちと心から向き合った期間、保護者の方とたくさん話し合ったこと、教わったこと、保護者の方の子どもに対する想い、悩み、喜び…そして、子どものお母さんお父さんに対するあの心。
すべての子どもが愛され尊ばれ育まれてゆく中で、実の両親と一緒に暮らせない子どもだっている。
その子の未来にどんな未来が待っているかわからないけれど、今、このお母さんのお腹の中に、命が、生きている。懸命に懸命に生きている。そう思うだけで、そう感じるだけで、心の奥が熱くなるのです。この気持ちは日本語で何と言ったらいいのかわからないけれど、妊婦さんにペイントさせていただく中で、必ずいつも思うこと。感じていること。
最近は私の身の回りでも結婚、出産ラッシュです。友人たちが親になっていくのを見て、いつもいつも涙が溢れそうになるのです。

保育士として
ベリーペインターとして
絵描きとして
表現者として
私として。
私だけができること
私にしかできないこと

いつまでも追い求めるんだと思います。
新しい命に触れるたびに生き返る
妊婦さんと、赤ちゃんから、素敵なパワーをいつもいただいています。

子どもって、本当にすごい
ご縁を感謝します*

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